加藤龍太郎さんのインタビュー

インタビュー 成長の実感。夢への道を突き進む先輩たち。
夢をカタチにした仲間たち ~栄養士科~卒業生へのインタビュー
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社会人になった時の一番役立つ武器とは 加藤龍太郎さん

高校の時、「父親を超えたい」そのために同業である栄養士を志した加藤さん。父親が在籍していた服部学園に入学して「調理のできる栄養士」となるべく、庖丁の使い方など一から勉強し、現在は病院直属の栄養士として働いております。

2000年3月 服部学園 栄養士科卒業
2001年~ 委託給食会社 勤務
2003年  管理栄養士免許取得
2006年~ 医療法人財団 順和会 山王病院 勤務

服部学園に入るまでの経緯

-加藤さんはなぜ服部学園に入学しようと思われたのですか?

加藤主任(以下:加藤):私の場合、まず父が(服部学園の)卒業生だったんです。

ということは栄養士になるきっかけはお父様が影響されているのですか?

加藤:小さい頃から栄養士の父を見ていました。高校の時、「父を超えられるような人になりたい」と思いました。それには同じ土俵に立つことが重要だと感じ、高3の時に父の仕事先で集団給食のアルバイトを始めました。それから父と仕事の話をするようになり、色々アドバイスをもらいました。

入学するときに他校はご覧になりましたか?

加籐:全く見ませんでした。私は「服部一本」でしたね!

服部学園の思い出

−服部学園に入学して良かった点を教えて下さい。

加籐:規律ですね。専門学校でありながら制服がある。当時は緑のブレザーで今は違うのかな…。

−現在はダークグレイのスーツのような制服ですね。

加籐:そうなんですね!例えば就職活動などをする際にもそのブレザーを着ていけば、「服部の生徒だな」とすぐ分かるんです。学生の時は実はすごくイヤだったんですけどね(笑)他にも調理実習の授業でひげが生えていたり、白衣に少しでもシワがあると授業を受けさせてもらえないんです。当時は「ふざけんなよ!」なんて思っちゃいましたが、でもそういう規律が服部の伝統であり、就職したら当たり前のことで大切な部分なんだと思います。

−衛生面も含め栄養士、
 調理師として
 しっかりしなければ
 いけない部分ですね。

加藤:社会人になってそういう部分が身についているか、いないかってすごく重要だと思うんです。だからきちんとした規律があって、当たり前のことを教えてもらえた事は良かったと思います。

−他にどんなことがプラスになりましたか?

加藤:施設や機材が最新のものを取り入れて活用しているところですね。今でこそIHクッキングヒーターが普及していますが、服部学園では約10年前すでに IHを導入している実習室があったんです。栄養士の仕事は料理を作るだけではなく、新しい施設を立ち上げる時の機材選定なども行うんです。IHは厨房内が熱くならないのでガスに比べて衛生面でのメリットがあります。学校でこういう知識が学べたのは良かったです。

就職先について

加藤さんの場合は就職活動にあたって
先生に相談されたりしましたか?

加籐:最初に私が行きたかった会社とは違う会社を担任の先生から紹介されまして結局そこに就職したんです。

行きたい場所ではなかった。
気持ちの中で抵抗はなかったですか?

加籐:抵抗は一切なかったですね!その会社は毎年数名、服部の学生が就職していました。生徒会長をやっていた1つ上の先輩もそこに就職していて「一緒に働こう」と声をかけてもらい、就職する決心がつきました。就職してからもいろいろ面倒みてもらいました。先輩にはもちろん、そこを薦めてくださった担任の先生には感謝しています。

先輩が就職しているから後輩たちは安心して就職できる。
そういった就職先があるのは心強いですね。
当時の仕事を教えて下さい。

加藤:委託会社の社員食堂で3年勤めて内部異動で病院に移りました。

学校と現場で異なる部分はありましたか?

加藤:実は職場の同期で玉ねぎを剥けない人がいました。学校によっては、勉学が中心の所があるんだと思いました。服部学園では実習をメインとして現場ですぐ働けるような授業だったので現場に溶け込むのは早かったです。

それが服部学園のコンセプトでもありますからね。

加藤:私が在学していた当時から「調理のできる栄養士」をコンセプトに実習を行っていました。実習で得たものが栄養士になって一番役立つ武器だと思っています。

現在病院ではどのようなお仕事をされていますか?

加藤:病院直属の栄養士として動いています。まず、栄養指導、栄養計画書から患者さんたちの対応、NST(栄養サポートチーム)での活動、あと厨房にも携わっています。もうプレーイングマネージャーみたいな感じですね。

病院勤務で良かった点を教えて下さい。

加藤:やりがいをすごく感じている部分です。病院の特異性ですけど具合の悪い方から「美味しかった」と言ってもらえたり、全然食べられなかった方が少しずつ食べられるようになる経過を見ると病院勤務をしていて本当良かったなと思いますね。

「美味しかった」という一言は
作っている側からすると嬉しいですよね。

加藤:そうですね!最高の一言ですね。後は百種百通りなので難しいこともありますけどこの一言をいただくために頑張っています。

最後にこれから栄養士を目指す方たちや在校生に対して
一言お願いします。

加藤:うちのスタッフにも「なぜ栄養士になったの?」と聞きます。「目標」がはっきりしていないと、夢は夢のまま終わってしまいます。それを実現するためにビジョンを持ち、精進すれば、社会人になっても活躍の場が広がってくるのではないかと思います。

−ありがとうございました。

取材班からみた加藤主任

終始笑顔を絶やさず、我々スタッフを気遣いながら取材を進める加藤主任は我々スタッフにとっても良い兄貴分でした。夢であったという病院勤務でやりがいと喜びを感じながら栄養士として働く加藤主任だからこそ数多くの仕事を任されているのだと思います。また取材中、将来学生に「ガイダンスを行って栄養士の楽しさを伝えたい」と話して下さった加藤主任の笑顔がとても印象的でした。

関連情報

栄養士科:
http://www.hattori.ac.jp/course/nutrition/

医療法人財団順和会 山王病院:
http://www.sannoclc.or.jp/

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