増成彩子さんのインタビュー

インタビュー 成長の実感。夢への道を突き進む先輩たち。
夢をカタチにした仲間たち ~栄養士科~卒業生へのインタビュー
体験入学開催中!詳しくはコチラ
うまくいかない時もあるんですが、どんどん乗り越えていくのが楽しい 増成彩子さん

増成さんは、短期大学卒業後、服部学園を経て現在の日本製粉に入社され、今年で4年目になるそうです。穏やかな物腰のソフトなイメージの増成さんですが、開発に対する情熱はとても強く、自分の力で日本製粉の採用を勝ち取られたそうです。後輩の面倒見もよく、若手女性のリーダー的存在だそうです。開発のお忙しい中、お話をお伺いしました。

2004年3月 栄養士科卒業
2004年4月 日本製粉株式会社入社

栄養士を目指した理由

−栄養士を目指そうと思ったのはどうしてですか?

増成さん(以下、増成):子供の頃から食べることが好きだったので、「食』関係の仕事に就きたいと思っていました。高校卒業後は短期大学に進学しました。

短大ではどんな学科を専攻していたんですか?

増成:生活環境学科の「食コース」で、食に関する勉強をしていました。

『食』関連の仕事と言えば、栄養士以外にも調理師やフードコーディネーター等々…色々な職種の中で、栄養士になろうと明確に思った時期はいつ頃でしたか?

増成:短期大学で実際に勉強してみて、食に関する道に進むのであれば栄養士の資格が欲しいと思うようになりました。

服部学園を選んだ理由

−短大卒業後、色々な学校を見学したと思うのですが、最終的に服部学園に決めた理由は何ですか?

増成:学内の講師陣の他、外部講師も食の第一線で活躍しているシェフ、フードコーディネーター、食品メーカーの方等非常に充実していたことです。 また交通の便が良く、最先端の食に関する情報が集まる東京で学ぶことは有意義だと思いました。

学園生活

−服部学園の好きな授業は何ですか?

増成:食品加工の授業でした。自分達で色々加工するのが楽しかったですね。それがきっかけで、開発に進もうと思ったんです。

−楽しんで授業をうけたからこそ、自分の好きなことが見えてきたんですね。
ちなみに、授業ではどんな食品を作りましたか?

増成:缶詰や味噌、ソース、ジャム等、とにかく本当に色々作りましたね。

−一番作ってて楽しかったのは何ですか?

増成:学園祭で販売するための味噌作りでしたね。蒸しあげた大豆に米麹を加え4ヶ月くらい発酵させて作るんですが、発酵により元の原料とは全く違う美味しさが生まれることに感動しました。パンも発酵の働きにより作られますが、味噌作りが今の仕事にもつながっています。

日本製粉に決めた理由

増成さんは、食品加工の授業がきっかけで開発の道に進もうと思ったんですよね。そのときから、現在の会社に就職したいと思っていたんですか?

増成:入学した当時は保育園の栄養士などを考えていたのですが、授業の中で、自分で作る仕事に就きたいと強く思うようになりました。それで、ずっと担任の先生に『開発のできる企業に就職したい』と言い続けていたんです。

じゃあ、日本製粉さんの募集を知るきっかけは先生からだったんですか?

増成:そうなんです、先生に勧められて試験を受けることができました。

現在の仕事

現在はベーカリーチームに在籍されているそうですが、
具体的にはどのようなお仕事をされていますか?

増成:ベーカリーチームはパン、菓子、スナック等のミックス粉や冷凍生地などを開発しています。そのなかで、私は鯛焼き等の和風スナックやホットケーキ、またケーキのミックス粉の開発を担当しています。最近発売した、新製品のケーキミックスは私が開発をしました。

完成するまでにどのくらいの期間でしたか?

増成:開発テーマによっては数日間でお客様に提案しなければならないものもあるのですが、この製品は毎年当社から定期的に発表する新製品で、コンセプトを決めてから1年以上かけて開発しました。


完成に至るまでの道のりはどうでしたか?

増成:もちもちした食感のケーキなのですが、特徴を出しながら、ケーキとして美味しい、口溶けの良さを出すのに苦労しました。またケーキの膨らみ方や生地のきめ細かさとのバランスをうまく取るのも難しかったです。

問題を解決するために色々な材料を試すと思うんですが、
探すことも大変そうですね。

増成:数ある材料の中からひとつひとつ色々なものを試しながら組み合わせていくのですが、初めはうまくできず失敗の繰り返しでした。色々やっていくうちに徐々に傾向がわかってきて完成度が高まってきました。

開発は何人で取り組むんですか?

増成:研究所ではひとつの新製品は担当者が責任をもって配合を組んでいきますが、それ以外にも本社の企画部門、現場の営業マン、また全国のお客様に提案を行う技術サービス部門等、様々な部署で集まって話し合ったり、試作品を評価したりしながら開発していきます。

ひとりで開発するうえで、色々な開発の問題や悩みはどうしているんですか?

増成:入社1年目から開発の仕事を任されるのですが、わからないことは周囲の先輩に相談しますね。材料の事やその製品を使用する様々なお客さまの使用環境などの情報を経験豊富な先輩がアドバイスしてくれます。また、私も4年目に入り、後輩もいますので、後輩からの相談にも乗ります。


増成さんが、初めて任された開発はどうでしたか?

増成:某コンビニに提案するワッフルの開発をしました。残念ながら採用にはなりませんでしたが、次に担当した有名なコーヒーショップ向けのパンケーキは採用になり全国のお店に並びました。

-仕事をしていて楽しい時はどんな時ですか?

増成:自分が苦労を重ねて開発したものが、店頭に並んだ時は嬉しいですね。業務用の製品の場合は加工されてお客様の商品になるので、当社の名前は出ることは少ないのですが、自分の中で密かに喜んでいます。

増成さんのオススメ

増成:一緒に働いている周りの皆さんが優しくてアットホーム。人間関係で嫌なところがなく恵まれているなと感じます。商品開発もとても楽しくて、作業している時が一番楽しいですね。うまくいかない時もあるんですが、どんどん乗り越えていくのが楽しい。

将来の夢

−今後の目標を教えてください。

増成:いま世の中にない、誰も作ったことがないヒット商品を作ってみたいです。

服部学園のオススメ

−服部学園に入ってよかった事はどんなことですか?

増成:授業が楽しかったですね。食育についての充実した授業や外部講師による授業は新鮮で面白かったです。外部講師として日本製粉からも教えてもらいました。小麦粉についての授業の中で、強力粉と薄力粉を使った実験もあり、面白い授業だったことを憶えています。内部講師も優しく頼りになり、毎日楽しく過ごしていました。服部学園の立地がいいので、アクセスもよく、先端の食に触れるチャンスが多いこともいいと思います。

内橋マネジャーにお話しをうかがいました

日本製粉株式会社
加工技術研究所 ベーカリーチーム
マネジャー内橋竜介様

−増成さんの働きぶり

開発に1年位取り組んでいるテーマにもめげることなくコツコツと取り組んでいたり、新製品の発表会では、本社で何十人もいる営業スタッフの前で堂々とプレゼンテーションをこなしたりと活躍しています。増成さんは、中身だけでなく見た目もおいしい商品をつくる感性や栄養の知識を持っていて、幅広い知識やスキルを必要とする食品の開発に適任です。入社4年目になりますが、若手の女性の中ではリーダー的存在で、頼りになります。 最近は社外の有名パティシエの講習会に参加し技術により磨きをかけてもらっています。

日本製粉株式会社加工技術研究所ベーカリーチームマネージャー内橋様

−ベーカリーチームについて

小麦粉を主原料としたパン、菓子の他、鯛焼きやたこ焼きのような和風スナックの研究開発を行っています。一般の方にはスーパーに並ぶ当社の家庭用商品が馴染み深いと思いますが、実は当社は大手から小さなお店に至るまでのパン屋さん、菓子や冷凍食品のメーカー、外食やファ-ストフードチェーン、またコンビニエンスストア等の業務用の分野が主力になっています。研究所内での研究開発に止まらず、お客様に出向いて提案を行ったり、工場での生産テストに立ち会ったりもします。

−服部学園卒業生を採用してよかったところ

学校で学んできている食や栄養に関する専門知識に加え、調理や加工の実習経験があるので、即戦力で活躍していただけるところです。また先生方の指導もしっかりしていますし、クラスでの共同作業も十分に経験されていますので実社会でもスムーズに溶け込めています。

関連情報

栄養士科:
http://www.hattori.ac.jp/course/nutrition/

日本製粉株式会社
設立:1896年12月
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5
社員数:925名(単体)
概要:小麦粉及びプレミックス、パスタ、冷凍食品など二次加工食品の製造・販売、中食(弁当)事業、エンジニアリング業、バイオ関連事業など

日本製粉株式会社:
http://www.nippn.co.jp

服部食育クラブ会員紹介ページ:
http://www.shokuikuclub.jp/hsc/cont/id/220

栄養士科卒業生一覧へ戻る栄養士科在校生一覧を見るインタビュートップへ戻るこのページのトップへ戻る
服部栄養専門学校服部食育クラブ世界料理サミット TOKYO TASTE
151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-25-4
0120-69-8101(体験入学係) TEL:03-3356-7175(入学相談室直通)
TEL:03-3356-7171(代表電話)