服部栄養専門学校ニュース 0907_07

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国際ジュニア製菓技術者コンクールポルトガル大会で
本校卒業生の赤羽目健悟さんが優勝!

本校の卒業生の赤羽目健悟さん(帝国ホテル調理部ペストリー課に勤務)が世界洋菓子連盟(UIPCG)主催の「国際ジュニア製菓技術者コンクールポルトガル大会(2008/3/30-4/2)」で優勝しました。 この大会はスイス・オーストリア・ハンガリー・ドイツ・ポルトガル・デンマーク・オランダ・フィンランド・台湾・日本の10カ国の15名が出場します。25歳未満のパティシエに参加資格があり、各国の国内予選で選ばれ出場します。評価はピエモンテ(アメ細工)/アントルメ/アントルメグラッセ/マジパン/ボンボンショコラ/お国自慢のスペシャリテの6種類の課題で競われます。 優勝おめでとうございます!スタッフ一同お祝い申し上げます。また今後のますますのご活躍を楽しみに、そしてお祈りしております。
以下にPCG誌に掲載されたインタビュー記事・写真を転載いたします。
資料提供・協力:(協)全日本洋菓子工業会 PCG誌


「経験したことのない分野に触れて新たな目標が出来た」

優勝することができ、素直に嬉しいです。また、終わってほっとしたというのが、正直な感想です。競技の内容に関しては、アイスクリーム、チョコレート、「お国自慢」の和菓子など、今まで挑戦したことのない種目も含まれていたので、練習には時間が必要でした。練習は、仕事が終わってから4、5時間集中して行いました。チョコレートでは、職場の先輩で、チョコレートのスペシャリストである市川幸雄シェフ(第10回クープ・デュ・モンド日本代表チームメンバーとして総合優勝)にいろいろ教えていただきました。また、「お国自慢」で選んだ和菓子については、母校である服部栄養専門学校に相談にいきました。このような先生方や先輩方からのアドバイスは心強く、大きな励みでした。優勝できたのも皆さんの支えがあったからだと思っています。

作品のテーマは、「Love and peace」。ピエスモンテは、メインの鶴がきれいに見えるように、全体の流れに気を配りながら、ボリューム感が出るように構成を考えました。鶴はつがいで寄り添う形にして、テーマの「Love」を表現。モチーフは予選時の「蟻」から「鶴」と「花」に変えて華やかに演出しました。赤と金をメインに使って豪華に見せ、さらに全体が締まって見えるように黒を使っています。いろいろなコンクールで自分の気に入った作品や流行などを意識しつつ、全体の色のバランスを考えました。また、作品全体にアメのさまざまな技法を取り入れています。一番下の赤い部分は、菊の花のような日本的な雰囲気もありますが、一番の目的はここでボリューム感を表現したかったというのが大きいです。ピエスモンテは作品全体のイメージになり、一番のアピールポイントでもあるので特に力を入れて取り組みました。その結果、本選では練習通りの満足のいく出来映えでした。見学者や選手の人達はほとんど外国人ということもあり、変に周りを意識することもなく、落ち着いて作業することができました。楽しさもあり、程良い緊張感を保てたと思います。ただ、海外のコンクールでは自分が思うように道具や材料が揃わない場合もあります。急遽変更を余儀なくされ、うまくいくかどうか少し心配な面はありましたが、何とか乗り越えて時間通りに作業することができたので良かったと思います。

一番の収穫は、まだまだ広く浅くという形ですが、経験したことのない分野に触れられたということです。今回最も興味を持ったのはチョコレートですが、コンクールに参加したことによってさまざまな仕事を体験でき、とても勉強になりました。こういった経験を今後の仕事に活かすことができればと思っています。また、これからは後輩にも教える立場になっていきますので、シニアの大会にもどんどん挑戦して、手本を示せるようになりたいです。
赤羽目健悟さんプロフィール
1984年生まれ。服部栄養専門学校調理師科卒業。04年「村上開新堂」入社。
06年「帝国ホテル」入社。第11回内海会ジュニア技術コンクール(07年)で金賞受賞。
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