2005年6月に「食育基本法」が成立し、「食育」は国民運動になろうとしています。この背景には、現在日本が直面している、食に関するさまざまな問題があります。日本ではいま生活習慣病が増え、死亡原因の61.1%が食が占めるまでになっています。また、日本は60%もの食べ物を輸入しながら、その3分の1を残飯として捨てている。世界の食料事情にあまりにも無関心です。家庭での食もおそろかになり、その問題は子どもの心の部分にも及んでいます。食と食文化の荒廃ぶりは、いまや目を覆うばかりになってきました。
これからは、健康や社会づくりや人間形成のために、家庭・学校・地域社会が相互に協力しあい、食育を実践していく必要があります。
「食育」の基本は、次の3つの柱からなっています。