卒業生の声 田代 一馬さん
Graduate's Voice
料理人の夢×好きな場所二つの目標軸が重なった最高の職場です。
株式会社オリエンタルランド
田代 一馬さん
栄養士科(昼2年)/2024年卒業

食の世界を目指したきっかけを教えてください。
子どものころ、両親が共働きだったため、家で料理をする機会が多くありました。自分が作った料理を食べて、両親が喜んでくれるのがとても嬉しくて、「将来は料理人になりたい」と思うようになったのが、この道を目指したきっかけです。
高校生のころには進路の目標がはっきりしていたので、調理師免許が取得できる高校へ進学しました。自宅からは少し遠かったのですが、高校在学中に調理師免許が取れることに魅力を感じ、通学も苦になりませんでした。
専門学校に服部を選んだ理由は?
高校卒業後も、さらに料理について深く学びたいと思い、早い段階から専門学校への進学を考えていました。いくつかの学校で迷いましたが、高校時代の恩師が服部の卒業生だったことが決め手になりました。
その先生は、料理への考え方を根本から変えてくれた存在で、人としても本当に尊敬できる方です。服部に進学すると伝えたとき、照れながらも喜んでくれたのが印象に残っています。
また、テレビやYouTubeなどでの高い知名度、オープンキャンパスでの親身な対応など、すべてにおいて好印象でした。
専攻を栄養士科にしたのは、少子高齢化が進む日本で、健康や栄養の知識はこれからますます必要とされると感じたからです。高校で調理師免許はすでに取得していたため、次は栄養士資格を目指そうと考え、服部に入学しました。
栄養士科の授業や雰囲気はいかがでしたか?
栄養士科は実験の授業がとても多く、座学で学んだことを実際に試しながら体感できます。たとえば、塩分0.8%で味噌汁を作ったり、お酢を使って紫キャベツや蓮根を炊き、素材の変化を観察したりと、実践的な内容ばかりでした。
座学では言葉で理解し、実験では体験して理解する。その両方がそろうことで、「なぜおいしいのか」が理論的に腑に落ちていきました。料理に対する疑問が一つずつ解けていく感覚が、とても新鮮でした。
服部での思い出や、印象に残っていることは?
2年間ずっと同じメンバーで過ごし、みんな本当に仲が良く、とても楽しいクラスでした。年齢もバックグラウンドもさまざまで、授業への向き合い方も違いましたが、個性豊かな仲間たちのおかげで、自然とまとまったクラスだったと思います。
学園祭などのイベントはもちろん、毎日の授業、休み時間、放課後まで、すべてが楽しい思い出です。
就職してから、服部での学びが役立っていると感じることは?
調理師も栄養士も「おいしさ」を追求する点は同じですが、栄養士に求められる最終的な役割は「健康」です。栄養の視点から料理を見ることで、同じ一皿でもまったく違って見えるようになりました。この気づきは、服部で学んだからこそ得られたものだと思います。
すぐに実務で役立ったのは、包丁の研ぎ方です。服部で基礎から丁寧に教わり、自主練習も重ねました。今では職場で使う包丁をすべて任されていて、「田代くんの研いだ包丁はよく切れるね」と言ってもらえるのが嬉しいです。
オリエンタルランドを志望した理由は?
高校1年生から、ディズニーランド®でキャストのアルバイトをしていました。仕事はとても楽しかったのですが、当時は調理師として働けることを知らず、学校給食や病院給食の分野へ進むつもりでいました。
そんな中、何気なく求人を見ていたときにオリエンタルランドの募集が目に留まりました。調べてみると、栄養士科卒でも調理師免許を持っていれば応募できると知り、本格的に就職活動を始めました。
就職活動はどのように進めましたか?
調理師の先生方に相談し、アドバイスをいただきながら準備を進めました。 面接対策ではキャリアセンターを活用し、実践的な面接練習もしていただきました。 毎回不安はありましたが、キャストアルバイトの経験と、十分な準備があったことで、手応えを感じながら臨むことができました。先生方やキャリアセンターの存在は、本当に心強かったです。
現在の仕事内容と、やりがいを教えてください。
入社2年目の現在は、パーク内のレストランで、オードブル(前菜)を担当しています。仕込みから盛り付け、提供までを一貫して行っています。
オードブルは生で提供する料理が多いため、特に衛生管理には気を使います。また、さまざまな切り方や包丁技術が求められるポジションでもあります。
シェフやスーシェフが多くの仕事を任せてくださり、うまくいけばしっかり褒めてくれます。うまくいかないときも、理由を丁寧に教えてくださるので、日々成長を実感しています。
オリエンタルランドは社員の健康や働きやすさを大切にしている会社だと感じています。休日は、気になるお店を食べ歩いたり、注目しているシェフのSNSやYouTubeを見て感覚を磨くようにしています。
先輩方のレベルが高く、「まだまだ足りない」と感じることもありますが、10年後、20年後にはその背中に近づけるよう、毎日吸収し続けています。
これから料理を志す学生へメッセージをお願いします。
野菜ひとつをとっても、生産者の方が育て、収穫し、運ばれてきます。料理人は、そのバトンを受け取り、技術で付加価値を加えて、人を幸せにする仕事です。本当に素晴らしい職業だと思っています。
子どものころ、両親が自分の料理を喜んでくれたことが原点ですが、今思えば、そのときから料理の力を感じていたのだと思います。
専門学校は、料理人としての第一歩を踏み出す場所です。日々の授業、先生方、仲間との出会いが、きっとその夢を後押ししてくれます。
一日一日を大切に、頑張ってください。





