【授業レポート】栄養士科2年生 最終授業「卒業研究論文発表会」を開催しました

3月某日、栄養士科2年生の学びの集大成となる卒業研究論文発表会が行われました。

当日は保護者の方々にもご来校いただき、学生たちの2年間の成長を見守っていただく機会となりました。

会は担任が進行を務め、校長先生、会長先生の挨拶から始まりました。いよいよ発表会がスタートします!


第一部では、各クラスから3組ずつの学生が登壇し、卒業研究の成果を発表しました。

研究テーマの調査・考察は、学生自身が主体となって1年間を掛けて取り組んできました。そうしてまとめた内容を、スライドを用いて発表します。

緊張しながらも堂々と発表する姿に、2年間の学びの積み重ねを感じられました。

発表した3組以外の卒業研究も、廊下のパネルに掲示され、来場された方々にご覧いただけるようになっています。

一方、発表が行われているバックヤードでは、調理担当の学生たちが松花堂弁当の調理を進めていました。

限られた時間の中で、役割分担しながら、これまでの実習で身につけた技術を活かして丁寧に仕上げていきます。

本校の大きな特徴の一つは、調理ができる、包丁が使える栄養士として成長できることです。2年間にわたり数多くの実習を重ねることで、学生たちは確実に技術を身につけてきました。そしてこの日は、その成果を存分に発揮する場となりました。


今回の松花堂弁当は、和・洋・中それぞれの料理を楽しめる内容となっています。

  • 【西洋料理】さばのポワレ オリエンタルソースかけ
  • 【中華料理】豚肩ロースの黒酢あんかけ 
  • 【食事】五穀ご飯、赤だし
  • 【日本料理】6種の炊き合わせ、春菊の白和え
  • 【デザート】オレンジのグラタン ヨーグルトアイス添え

デザートは、教壇で学生が盛り付けのデモンストレーションを行いながら完成させました。彩りよく、早春にふさわしい爽やかな仕上がりとなっています。飾り付けのドライフルーツも手作りで、糸よりも細い千切りを目指しました。

第二部では、この松花堂弁当を保護者の皆様に召し上がっていただきました。

食事の合間には、実習授業の様子をまとめた動画も上映され、日々の調理実習の様子、真剣に包丁を握る姿、仲間と協力して料理を仕上げていく姿が映し出され、保護者の皆様も興味深くご覧になっていました。

食事の時間には、担任の先生を交えた歓談の時間も設けられました。普段なかなか知ることのできない学校生活の様子を共有しながら、和やかな雰囲気のひとときとなりました。

さらに学生たちから保護者やご家族への感謝の気持ちを込めて、焼き菓子3種のお土産も用意されました。一人ひとりが書いたメッセージカードが添えられ、これまで支えてくれた家族への思いが伝わる心温まる贈り物となりました。

保護者をお見送りした後、学生たちは再度一同に集まって、保護者の方に見ていただいた実習動画を鑑賞しました。

あらためて、仲間とともにこれまで過ごした日々を振り返ります。

映像が流れるたびに笑い声が上がり、教室には和やかな雰囲気が広がっていました。

栄養士科は、2年生になると科目数も増え、学習内容もより専門的になります。実習で求められるレベルも高くなり、卒業までの道のりは決して簡単なものではありません。それでも仲間と励まし合いながら努力を重ね、気がつけばあっという間の2年間でした。

この日の発表会は、学生たちにとってこれまでの学びを振り返り、自分の成長を実感する節目の一日となりました。

卒業後、それぞれの現場で活躍してくれることを期待しています!