こんにちは。学生ブロガーのsatomayuです。

 

調理師科、栄養士科共通の課外授業として、カナダビーフ講座が開催されました。

コロナ禍の中での開催ということもあり、50名限定の参加には多くの応募が集まり、抽選に当たった学生のみが参加できました。

2回の講座を通して、美味しいビーフを味わうだけでなく、

食肉に携わる生産者、加工業者、流通や販売に関わる方々の想いに触れる貴重な体験になりました。

1.講座概要

2.カナダビーフの魅力

3.食肉学校の先生からの学び

4.お楽しみの試食タイム♪

 

1.講座概要

「カナダと聞くと、何を思い浮かべますか?」

カナダビーフ国際機構の方が学生に呼びかけます。

 

「メープルシロップ」「オーロラ」「滝」…

様々な声が上がりました。

 

「カナダといえば、広大で豊かな自然を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

実はカナダはフランス文化の影響を受けているところもあり、美食の宝庫でもあります。」

 

今回の講座は、前半は生産者の代表としてその魅力を世界へ発信し続けている「カナダビーフ国際機構」によるカナダとカナダビーフに関する講義。

後半は食肉学校の先生によるデモンストレーションと試食を体験することができました。

 

2.カナダビーフの魅力

・カナダは牛を育てる最高の環境

・穀物飼育された日本人好みのサシ

・信頼できる管理システムと格付けシステム

・安定品質の肉専用種

 

実際に、日本の輸入量は増加傾向となっていて、CPTPP関税の影響で年々購入しやすい価格となっていることも、

カナダビーフの魅力を後押ししています。

 

3.食肉学校の先生からの学び

講座の後半は、公益社団法人全国食肉学校の先生による講義とデモンストレーションでした。

牛がと畜され様々な検査と処理を経て枝肉にまで解体されていくまでを、画像や動画を含めて教えていただきました。

 

講義の中で、先生が一連の過程を「牛の命を預かる」と表現されていたことが印象的でした。

 

「軟らかいお肉が美味しい、硬いお肉が美味しくない、というのではなく、

 それぞれのお肉にそれぞれの個性がある。」

「それぞれの良さを引き立てる調理を、調理のプロの技でぜひ施して欲しい。」

 

自分たちが普段、様々な人の手を介して、生き物を食べ物として「いただいている」ことを実感する講義でした。

 

4.お楽しみの試食タイム♪

講義の最後には、カナダビーフの塊肉にトリミングとカッティングが施されました。

表現したい食感に合わせて、厚さ・大きさ・筋線維に対する方向を操るプロの技を目の当たりにしました。

 

美しく整えられた肉が、服部学園の先生方により、見事なミディアムレアのステーキに焼き上げられました。

プロの技の共演…もちろん美味しくない訳がありません!

 

【1回目試食 肩ロース】

カナダビーフでの呼び名は、チャックアイロール。

これを筋膜に沿って切り離したものが、丸太状のチャックアイログと、日本で“ざぶとん”と呼ばれるチャックフラップ。

 

チャッククラップはサシが多く入って軟らかく、チャックアイログはしっかりした噛みごたえと味わいがありました。

 

【2回目試食 ハラミ】

カナダビーフでの呼び名は、アウトサイドスカート。

1頭に2対あるハラミ(隔膜)を繋ぐ部位が、日本で“サガリ”と呼ばれるハンギングテンダー。

 

アウトサイドスカートは、ハラミとして焼き肉で食べ慣れた安定の美味しさ、ハンギングテンダーはあっさりとしたヘルシーな味わいでした。

 

「それぞれの部位に個性があり、プロの技でそれぞれの良さをより引き立てる」

まさにこの言葉を実感した試食会でした!

 

~~プロフィール~~

satomayu

服部栄養専門学校 栄養士科学生

企業勤めを経て、服部学園に社会人入学

夢は親子をサポートできる管理栄養士