卒業生の声 村瀬 貴音さん

Graduate's Voice

大学で栄養士資格を取得後、
調理を基礎から学べるHATTORIへ進学。

ミクニマンスール
村瀬 貴音さん

調理師本科夜間部卒業(2011年3月)

調理師を目指したきっかけ

HATTORIに入る前に大学で栄養士資格を取得し、老人介護施設で栄養士として仕事をしていました。働く中で「もっと料理を極めたい」「美味しくつくる技術を学びたい」という想いが強くなり、改めて調理を基礎から学べるHATTORIへの進学を決めました。

HATTORIを選んだ理由

午前中は管理栄養士の受験勉強をしたかったので、夜間で学べる学校を探していました。
HATTORIは和・洋・中・製菓製パンまで広く学べることや、通いやすい立地に惹かれ選びました。

HATTORIでの思い出や心に残っている授業

調理実習や講義等、どの授業もとても為になりましたが、特に実技テストのために一生懸命練習をしたことが良い思い出です。ミクニマンスールではフランス料理を提供しているため、テストの課題で出た「じゃがいものシャトー剥き」や「オムレツ」の技術は今そのまま活かされています。

ミクニマンスールを志望した理由

フランス料理をおいしく、さらに栄養計算されて健康的なフルコースを提供しているところに惹かれました。ミクニマンスールなら、管理栄養士、調理師の両方の資格を活かせると思い、志望しました。

現在の仕事内容

病院食やレストランの仕込みから調理まで、他にも発注作業など多岐に渡り携わっています。特に病院食では患者様のアレルギー対応等細心の注意が必要なため、緊張感を持って調理をしています。気は張っておりますが、患者様やお客様からのアンケートや直接「ありがとう」や「おいしかった」と言葉を頂いたときは、この仕事をしていて良かったなと大変なことも忘れてしまいます。

将来の目標

「ご病気の方やご高齢の方が気兼ねなく食べられるフランス料理を提供したい」というのが老人介護施設で働いていたころから描いていた夢でした。服部に再入学したりと少し時間がかかりましたが、ミクニマンスールでは病院食で「牛ほほ肉のラグー」を提供するなど理想に近く、夢が叶いました。
これからもこの職場で気兼ねなく、ご家族揃って同じフランス料理のフルコースを楽しんでいただけるよう提供していきたいです。

これから食の世界に羽ばたく学生へのメッセージ

人間はたべなければ生きていけないですが、食べるなら「おいしく、楽しく」が良いと思います。それぞれの環境で「おいしく楽しく」食事の提供に一役買えるよう、お互いに頑張っていきましょう!

ミクニマンスール

健康に配慮された美しくおいしい料理をコンセプトに四谷メディカルキューブ内で営業しているミクニマンスール。フランス料理の巨匠三國清三氏が味の監修もつとめるレストランだ。
レストランだけではなく、入院されている患者さんへの病院食も提供を行っている。

ミクニマンスールで活躍する服部卒業生
写真右側より、統括料理長 村上弘忠さん、卒業生 村瀬貴音さん、卒業生 松永優太さん、卒業生 川辺明日香さん、入院食責任者 石川文月さん

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