卒業生の声 吉田 能さん

Graduate's Voice

困難の中にこそ次に進むヒントがある。手探りでもいいから前へ進むことが大事。

YouTuber
吉田 能さん

調理ハイテクニカル経営学科卒(2009年3月)

吉田 能さん

1987年、埼玉県生まれ。2009年、調理ハイテクニカル経営学科を卒業。都内ホテルのレストランにてキャリアをスタート。渡仏しパリの「ドミニク・ブシェ」で経験を積み、帰国後「ピエール・ガニエール」(ミシュラン二つ星)にて勤務。2015年、フランスでの師であるドミニク・ブシェに声をかけられ、日本での料理長を務める。現在はYouTuberとして活躍中。

卒業後、ホテルレストラン勤務を経てフランス修行を決めたきっかけ。

レ・コパン ドゥ ドミニク・ブシェ料理長兼全国グループ店舗の統括料理長を務めています。料理人ユーチューバーとしても活動中、現在登録者数17万人超えのチャンネルを運営しています。

一見、料理一筋に見える肩書ですが、服部学園に在学中、夢中になっていたのはギターでした。「フレンチの料理人ってかっこいいなあ」という憧れを持って入学したものの、卒業後は音楽の道に進もうと考えたこともあります。しかし先生に、「就職はしておいた方がいい。仕事しながら自由な時間に音楽をやってみては」と諭され、都内のホテルに就職しました。

しかしその職場は本当に厳しく忙しすぎて、音楽をやる自由な時間は取れませんでした。過酷な環境に同期が次々と辞めていき、自分もいつまでもつのだろうと思いながら過ごしていた日々。東日本大震災が起きました。

それまでの忙しさから一転、著しくお客さんが減り業務も激減。そんなとき、上司であるシェフの方から「こんな時はフランス修行に行ってみては」という助言を受け、それまで漠然と取り組んでいた仕事に明確な目標ができました。以降、料理のみならず語学にも励み、震災の2年後に渡仏。ドミニク・ブシェでの修行となりました。

料理人YouTuberとして。

帰国後は「ピエール・ガニエール」(ミシュラン二つ星)にて勤務。2015年、フランスでの師であるドミニク・ブシェに声をかけられ、日本での料理長を任されるようになったという経緯です。

このように料理人として順調に歩んできましたが、またもや世界的な事変(コロナ禍)に見舞われます。飲食業界のみならず社会経済全体が自粛した2020年春、店も長期間休みとなり何かできないかと始めたのがYouTubeです。

今はネットで様々な情報を見られるし、学校の授業も充実していますが、意外とプロの現場の裏側を見る機会はありません。熱意ある若い人にプロの技術を見せてあげたい。プロの技に興味ある一般の人たちに楽しんでもらいたい。いずれは自分の店舗を立ち上げるためにも、自分という人間を知ってもらうためにも最適なメディアです。また、視聴者の反応からニーズを知ることができ、自分にとっても大きな気づきや刺激になっています。

ここに至るまで、思いがけず遭遇した出来事や出会いが自分を導いてきました。困難な状況こそ、解決方法を見出すチャンス。ご縁を大切にして前へ進むことが成功の鍵です。

関連情報

YouTube「料理人城二郎」

2つ星レストランの料理長として培った技を家庭でも再現できるように幅広く配信中。

https://www.youtube.com/channel/UCP2gnyy_-ToZeIDw6qeI6HA

アメリケーヌソース ブールブラン

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