調理実習
基礎的な調理法から真空調理などの最新技術までを学び、西洋・日本・中国・製菓製パンの4つの調理を体系的に習得します。一流と呼ばれる第一線の講師から、技術・ノウハウ・センスなどを吸収し、発想力やユニバーサルなセンスを養います。
01.西洋料理
フランス料理・イタリア料理を中心に、オードブルからデザートまで、西洋料理全般の専門的な技術と知識を実習中心に学びます。フランス料理食材で世界の三大珍味キャビア・トリュフ・フォアグラといった高級食材を使った料理やワイン・チーズ・サービス方法など幅広い知識を習得できることも特徴です。
02.日本料理
懐石料理・会席料理・割烹料理、鮨・天ぷら・鍋ものなどさまざまな料理を幅広く組み合わせたカリキュラムです。食材の選び方・だしの取り方・調味料などの 基本的な知識はもちろんのこと、日本料理では特に重要な旬の食材・季節の料理や器について、さらには料理の盛り付け方まで専門的に学びます。
03.中国料理
北京・上海・四川・広東の各料理の調理技術を身近な点心から宮廷料理まで、幅広く習得します。中国料理は“火の芸術”といわれるほど火加減が重要です。実 習を重ねることでより確実に身につくよう指導します。また、中国料理独特の食材であるフカヒレ・乾しアワビ・ツバメの巣などの調理法も基礎から高度な技術 まで学びます。
04.製菓・製パン
フランス・ドイツ・イタリア・ウィーンなどヨーロッパのお菓子について、基本となる小麦粉・卵・バター・砂糖を使った生地づくりからデコレーションまで豊 富な種類の実習を中心に学びます。また、和菓子やクロワッサン・バゲットなどのパンづくり、コーヒー・紅茶・ハーブティーなどについても専門的な技術と知 識を身につけます。
05.ワインテーブルサービス
コース料理を作る班、テーブルサービスをする班、試食をする班と3班に分かれて実践に即した実習を行います。それぞれの立場を経験することで、現場での効率的な作業の進め方を身につけます。
ワインについては、産地やその特長といった基本的な知識をはじめ、ワインをとりまく歴史・文化・貯蔵方法まで幅広く学びます。実際のテイスティングを通して、ワイン本来の楽しみ方や、料理との密接な関係を学びます。
06.選択必修科目
【総合調理学】実際の調理現場を想定した授業でで、調理技術を総合的に把握し、技術の応用力や実践力を養います。
【マネージメント論】飲食店を経営するために何が必要なのかを、実際のモデルケースに即して、料理と食材をビジネス的側面から学びます。
【外食産業論】外食産業の第一線で活躍している食材・サービス・食育等の一流のプロを招いて、食材選び・食の流通・食文化に関する専門知識を学びます。